名古屋市北区旭そろばん教室は40年以上の歴史を持ち、長年の指導実績に基づくお子様の能力育成の技術においては、相当な自信があります。できる喜び、達成感、自信を育てます!
「Learn Better」は、これからの時代の本質的な「学び方」を解説している、米Amazon 2017年ベスト・サイエンス書です。
原題は、「Learn Better: Mastering the Skills for Success in Life, Business, and School, or, How to Become an Expert in Just About Anything」。
本書のテーマは、イントロダクションにある一文、
学習の方法を学ぶ事は、専門家が言うところの「究極のサバイバルツール」、つまり、現代において最も重要な能力の1つであり、あらゆるスキルの前提となるスキルである。
にある、「究極のサバイバルツール」としての「学び方」のスキルの解説です。
変化の速い現代においては、常に学び続けることが重要です。
あらたなスキルや知識を、継続的に身につけなければなりません。
そんな時代に必要なのは、データではなく「データを使っていかに思考の質を上げられるか。」「新しいスキルをいかに効果的に学習するか。」「複雑な問題をどうすれば理解できるか。」です。
本書は、簡単にいうと、そのような現代における「学び方のコツ」が記されています。
子どものころに学習困難を抱えていた著者が、多くの実証研究調査と、学びの専門家への取材を通して辿り着いた、小手先のテクニックではない本質的な「学び方」が提示されています。
専門知識を身につけるための体系的なアプローチとして下記の手順について解説されています。
そんな、米Amazon 2017年ベスト・サイエンス書でもある、学びの方法論を説く本書に、なんと「そろばん」の有効性が書かれているのです!
学習を、頭を働かせる「活動」ととらえ、その事例として、著者が珠算式暗算(そろばん式暗算)のクラスを娘と一緒に受講した際の感想があります。
そろばんは一種の頭の体操で、脳に汗をかかせるアプローチだ。別の生徒は「知力のパワーリフティング」と形容した。だが数週間もすると、能動的アプローチが理解力に効いてきた。
計算が楽にできるようになった。ジムでのウェイトトレーニングと同じように、エクササイズはこちらの努力を要するものほど、成果が上がるようだ。
また、こんな記述もあります。
そろばんが従来の算数の教え方よりも学習の成果がはるかに高いと示唆する研究がいくつもある。
心理学者のデヴィット・バーナーは無作為のフィールド実験を行ってそろばんの研究をしてきた。
彼によると、「そろばんは算数の理解に深く持続的な影響を与える。」「幼年期の算数教育についてのあらゆる知見に基づけば、そろばんを勉強した生徒は平均より高いSAT(大学進学適正試験)スコアを上げると予想できます。」
著者が実際に体験して得たこと、また、他のいくつもの研究における「そろばん」の有効性が述べられています!